韓国人も区別しにくい?おしること小豆粥
韓国のおしるこ(ぜんざい)
今日は
韓国の
おしるこ(or ぜんざい)について書く。
前回のブログで
韓国のお菓子は
日本のお菓子に比べ相対的に
甘くないという話を書いた。
当該記事↓
➔ イサトック(引越し餅)を頂いた
実は、
おしるこも
日韓で甘さが違う。
この話をしようとすると
日本では地域によってぜんざいとおしるこの定義が違うので複雑になってしまうが、
このブログでは「粒あん」か「こしあん」かは関係なく
上の写真のような小豆と餅の入った甘い汁物(スイーツ)を指すこととする。
韓国のも地域や店によって
粒あんか
こしあんの差はあるものの
餅にうっすら
塩味がついていて、汁は
日本のものより
甘さ控えめで
上品。
ところで、
韓国には
小豆粥 / 팥죽(パッチュク)というものがある。
これは小豆と餅(白玉団子)が入っているが
塩で味付けされたおかゆ(ご飯)で
ある。
砂糖は全く入っていないので甘くなく、
韓国では
冬至に食事として食べる。
それに対して、
日本のぜんざいやおしるこにあたる
甘いやつは단팥죽(タンパッチュク)という。
単語の意味を考えれば分かりやすい。
단(タン)は달다の活用形で甘い、팥(パッ)は小豆、죽(チュク)は粥。
餅(白玉団子)と小豆と栗が入ってるが
ご飯は入っていないため食事の代用にはならず完全にスイーツである。
この内容を書くにあたって
ネットで調べていたら
おもしろいことに
韓国人でも
팥죽(パッチュク)と단팥죽(タンパッチュク)
両者の区別がわからず
ブログで混同している人や
韓国版知恵袋で質問してる人がちらほらいたし
回答の内容も
砂糖の有無だけが
判断基準になっていて
ご飯(米)が入った
食事か
ご飯の入っていない
スイーツか
というところまで完璧に説明した答えがほとんどなかった(笑)。
韓国人がこんなだから
日本人も
韓国の
小豆粥 / 팥죽(パッチュク)を
日本のおしるこやぜんざいと混同している人が多い。
まあ、日本人でも食事におしるこを食べる人がいるようなので地域性があるのかもしれませんが・・・
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