逆差別?
韓国では、韓国企業の韓国国民逆差別があると言われている。
商品を国内販売するときと
国外販売するときで仕様が違うそうだ。
①自動車
アメリカに輸出するとき、例えばエアコンやオートロックなどが標準装備なのに対して、韓国国内販売はそれらがオプションとなり、韓米同じグレードの同じ仕様の場合、韓国で買うほうが価格が上がってしまうそうだ。
②インスタントラーメン
韓国で買うとほとんど具が入っていないが輸出用は具だくさん。ナマケモノ(韓国人の夫)は日本でインスタントラーメンを食べたとき具の量に驚いたという。
スイスの「辛(しん)ラーメン」↓
➔ http://blog.naver.com/sungja1222?Redirect=Log&logNo=169796618
日韓中の「辛ラーメン」の差↓
➔ http://seoulmiki.blog.fc2.com/blog-entry-923.html
最近ラーメン会社各社が談合して価格を高く設定していたことが発覚した事件があった。そうね、談合で価格設定しているのなら各社足並み揃えて具材を少なくしても売れるんじゃないのかなぁ…。と、思っていたら、辛ラーメンで有名な韓国食品メーカーの農心(농심/ノンシム)がこの件について説明している記事を発見!!
辛ラーメン会社の農心の説明ページはこちら↓
➔ http://blog.nongshim.com/1076
【 農心の説明要約 】
スイス、日中韓の辛ラーメンに関してネットでさまざまな意見が飛び交っている。
・日中韓とスイス輸出用辛ラーメンの具の量が違う。
・日本、スイス輸出用カップ麺の量が多く価格も安い
・農心は国内消費者を逆差別している。
農心は「韓国の味が最も世界的な味だ」という哲学をもって(←ちょっと傲慢にも思えるが…byとんこ)グローバル市場を開拓いるので、基本的な辛ラーメンの味はどの国でも統一している。
ただし国家別食品規模、現地文化、消費者の嗜好によってスープや具の構成が一部違う。海外販売のものは市場環境や文化、消費者の嗜好を考慮し価格や重量などを変えるしかないのだ。
- 輸出販売用は安いか?-
いいえ。全体的な品質は国内で生産販売されるものと統一されている。ただし輸出国家の消費者の口に合うことと競争他者製品を考慮して価格や重量を調整してある。
日本で最も大衆的な日清のカップヌードルは77gなので、これを考慮し、辛ラーメンでは75gに設定し麺と具の量を調節し輸出している。
ここで重要なことは重量の増加に伴い価格も変えてあるということである。日本やヨーロッパで辛ラーメンを買うと国内販売価格の2~3倍近く高い。
下のマクドナルドハンバーガーのビッグマック指数を通じて該当国家の物価を考えても国内消費者に非合理的で不利な価格設定ではない。
中国の場合上海現地工場で生産されており原料費、賃金など製造原価が韓国国内生産原価と違う。
輸出用辛ラーメンがより高いとしても、該当国家の所得水準によってその国の国民にはもっと安く提供すべきで、逆差別と考える韓国の消費者も存在する。
しかし、上に提示したグラフでお分かりのとおり、全くそうではない。
食品輸出のためには、該当国家の競争商品の価格帯および消費者の嗜好をともに考慮し、最適の構成で合理的な価格で提供しなければならない。(以下省略)
なるほど。
こういう裏事情があったわけである。
また、輸出には関税や輸送費もかかるのでいろいろと複雑だ。
それにしても、利益基準で考えたらどうなんでしょう。ちょっと気になりますね。
自動車の逆差別説もこんな裏事情があるのかもしれません。
#逆差別 #自動車 #インスタントラーメン #即席ラーメン #辛ラーメン #農心
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