韓国式中華料理のチャンポンって見たことありますか？

日本には長崎チャンポンがある。
　
チャンポンは元々中華料理で
日本で日本風に、韓国で韓国風に
アレンジされたようである。
　
義母も義妹も辛いのが大好きで、
チャンポン(짬뽕/チャムッポン)
をよく食べるが
#とんこ#は食べたいとは思わなかった。
　
#とんこ#、少し辛い程度は食べられるが
もともと辛いのは得意ではない。
　
そんな激辛、食べて何が美味しいのか、
それは味ではなくただの刺激だ。
口や胃腸をいじめてどうするんだろう…。
　
そんな思いがあった。
　
そんなある日、
　
ナマケモノ(韓国人の夫)の
いとこ夫婦(夫：韓国人、妻：中国人)が
チャンポンがとても美味しくて
行列ができる中華料理屋がある
といいなが誘って来た。
　
中国人の妻がそれにはまっているらしく
韓国で一番美味しい料理が
韓国式チャンポン(中華料理)だ
と絶賛しているそうだ。
　
あらゆる韓国料理の中で
チャンポンが1位って
よっぽどチャンポンがおいしいのか、

それとも美味しい韓国料理を
食べたことがないのか、
　
とにかく一考する価値はあるとは思ったが
ナマケモノが#とんこ#には辛すぎて無理だという。
　
その店のチャンポンがどの程度辛いかは
ナマケモノも知らないが、
話を聞く限り
韓国のチャンポンは辛い料理だから　
#とんこ#がそんなもの
食べられるわけがないと思った。
　
しかし、いとこの彼が
「そんなに辛くないから大丈夫」と言う。
　
ナマケモノは彼の言葉を信用しない方がいいと言う。
　
#とんこ#は少し悩んだが、
付き合いと思い後日一緒に食べに行った。
　
#とんこ#は
どうせ食べきれないことは確実なので
チャーハンを注文し
ナマケモノのチャンポンを少しもらうことにした。
　
結局、一口で終わった。
※すみません、写真はないです ^_^;
　
辛いなんてもんじゃない。
激辛で口から火が出た。
鼻水も出るしもう何をしても止まらない。
　
チャーハンを食べても食べても
チャンポンの辛さがしつこく残る。　
ただ口が痛かった。
　
こんな辛いのに食べれるのか
とナマケモノに聞くと
韓国人だから大丈夫だと言う。
　
しかし、そういう彼も
半分でギブアップ！！
辛すぎるそうだ。
　
ナマケモノもいとこの彼も
汗だくでヒィヒィ言いながら食べている。
　
中国人の妻だけが汗ひとつも流さず
涼しい顔で食べている。
このくらいの辛さはたいしたことないんだって～。
　
　
ところで、
一つ分かったことがある！
　
味はとて美味しいということ！！
　
ダシがよく利いていて旨みがある。
　
#とんこ#は非常に残念だった。
辛さ控えめのメニューがあればいいのに…。
う～む、自分も食べられるチャンポンがないのか…。
　　　
　
最近、近所にできた飲食店
「국수 나무/グクスナム」は
チェーン店でとんかつやらいろんなメニューがある（中華料理屋ではない）。
※ソウルにもある。
　
そこの人気ナンバーワンメニューが
チャンポン(メニュー名：차이니즈 홍합 짬뽕)だった。
　
メニューを見ると辛さに段階はない。　
仕方がない、特別に頼んで辛さを抑えて作ってもらうことにした！
　
「辛さ控えめにして下さい(덜 맵게 해주세요)」
と注文するも
この言葉は韓国では
あまり意味をなさないことを思い出した。
　
日本人に辛くても韓国人には辛くない、
つまり基準が違うので
韓国人の「辛くない」という言葉は
全く信用できないのである。
　
「あ、いや、全然辛くないようにして下さい。」と言い直した。
　
これでもまだ危険だと思い　
「外国人なんで」を付け足した。
　
　
で、出てきたのはコレ！！
　
じゃじゃ～ん！これが噂のチャンポン！
※写真ピンボケですみませんね。　

　　
赤いスープの中には野菜やら貝が入っている。
　

　
やっぱり辛い！！
しかし、汗をかきながらも食せる辛さで
旨みがあり本当に美味しい！！
　　

　
それ以来、無性にチャンポンが食べたくなるときがある。
そんなときは中華料理屋ではなく
グクスナムで辛さを極限まで抑えてもらって食べている。
　
韓国旅行ですでに
韓国料理を制覇された方のうち
辛さにある程度自身がある人は

次は中華料理屋の韓国式チャンポンを
召し上がってはいかがでしょうか？