引越しのタイミングが重要な韓国!?
予想外に早く次の契約者が出そう
2ヶ月後には今住んでいるマンションから出て行かなくちゃならない#とんこ#たち。
悲しくも
賃貸の契約が切れるからだ。
ところで、先日、
不動産屋から電話が入り
「お宅を見学したい客がいるので訪問してもよいか」という。
どひぇー!!
ここに
90万ウォンの
ウォルセで
入ってもいいと思うお客さんがいたわけだ~
!
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今日の夕方、
不動産屋と
お客さんは我が家へ見学にやって来た。
賃貸物件探し日韓の違い
ところで、
日本で
一人暮らしの経験が
数回ある#とんこ#。
賃貸物件の場合、
空室の
見学はできても
住人がいる部屋は見学できず
間取り図と
不動産屋の話で入居を決めるしかなかった。
しかし、
韓国では
賃貸物件に現在
住人がいても
不動産屋が部屋を見せてくれるのである。
まあ、部屋を確認してから
契約できるというのは
非常に
親切なシステムではある。
前の入居者がどんな使い方をしてるか
これから
契約を考える側としては有難い!
でも、これ、
現在入居中の
住人側では非常に
負担になるんだよなぁ…。
-_-;
不動産屋から急に
「今から伺ってよろしいですか?」と連絡が来ると、
いくら面識がない相手とはいえ
家に上がられ
ウォークインクローゼットから
寝室まで
全ての部屋をのぞかれるというのは
非常にストレスを受ける。
訪問時間までに
掃除や
整理整頓をバタバタとするはめになるんだから
!
訪問者も口には出さずとも内心
「散らかってるな、この家」
「うわっ、ここカビ生えてる」
など何かしら感じることはあるわけで…。
そして、
契約不成立ならば契約が成立するまで
別の人がまた見に来るのでこの
ストレスを繰り返すわけである。
ㅠㅠ
かといって、
不動産屋までやって来た相手に
こちらの掃除の都合で
「明日にして下さい」とは言えない。
韓国式の入居中の見学は効果的
ただ、
韓国式は
居住者側に
ストレスはあるものの
家主や
現入居者、
次期入居者全てに
便利ではある。
#とんこ#の
家主(仮名:キムさん)の例で説明する。
キムさんの場合
#とんこ#と家主の
キムさんは
約2年前に建設された同じ
Aマンションに住んでいる。
しかし、
この
Aマンションの建設完了後
すぐに入居できた#とんこ#に対し
キムさんが入居できたのは
数ヶ月以上も後のことだった。
では、なぜ彼らはすぐに入居できなかったのか?
キムさんは
当時チョンセ(賃貸)で
Hマンションに住んでいたが、
分譲されていたAマンションを2件購入した。
1件は
賃貸用で、もう
1件は
マイホーム用である。
で、1件は#とんこ#から
高額なチョンセ保証金を受け取り
建設会社への支払いに
充てることができたので
#とんこ#はすぐに引っ越せたのだが
キムさんが住む予定のもう1件の方は
建設会社への支払いが残っていたため
引越しできない状況だったそうだ。
なぜ、お金を調達できなかったのか?
なぜなら、キムさんは
Hマンションに入居したときに預けた
多額の
保証金がなかなか戻ってこなかったからだ。
仮に
保証金が
1億5000万ウォンとしよう。
退去時にその
チョンセ保証金
1億5千万を返してもらい
そのお金を
Aマンションの
購入代金に充てたいのだが
Hマンションの
家主が
保証金を返してくれなかった。
次の入居者が
確定すれば
彼らが入居する際には
家主に
1億5千万ウォンを
保証金として支払う。
彼らから受け取った
保証金を
家主は
退去する
キムさんにスライドさせて返すことができるのだ。
が、しかし、
問題は肝心の
入居者がいつまでたっても
確定しなかったことである。
そのため、
キムさんは
Hマンションでの
貸契約期間が
切れたにもかかわらず
次の
Aマンションに引越しできなかったのだ。
#とんこ#たちも
新婚時代住んでいたマンションから
今の
Aマンションへ移るとき苦労した。
次の契約者が見つからず
保証金が返ってこないため
引越し先のマンションの
保証金の用意ができなかったのである。
保証金が高額な韓国においては
引越しをスムーズにするため
居住者がいる物件だとしても
見学できる今のシステムがいいように思う。
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#アパート #マンション #家主 #チョンセ #ウォルセ #引越し #保証金 #見学 #不動産屋
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