賃貸なのに家賃タダ？　～チョンセ制度のからくり～

1億や2億ウォンの高額な保証金を払い
月々の家賃なしで賃貸できる

韓国のチョンセ制度

退去時には保証金が全額戻るので
事実上タダで賃貸できる。
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どうしてそんなことが可能なのか？

実はこんなしくみなんです。

チョンセ制度のからくり

ある建設会社が アパートを建築する。

通常、101棟、102棟・・・
と数棟の建物でコミュニティーが構成され
20階以上のアパートなら1000世帯くらいある。

建設会社が1戸3億ウォンで分譲するとして

マイホーム用に購入する人もいれば、

ウォルセやチョンセとして
賃貸で運用するために購入する人もいる。

チョンセ用に購入した人（家主）は
その物件の費用を期日までに
建設会社に払わなければならない。

しかし、

家主の持ち金が1億ウォンしかない場合
※1億ウォン≒7500万円


残りの不足分"2億"を
入居者、つまり、借主（とんこ）から
高額の保証金として受け取り
合計3億で購入する。※これは例え

また、

持ち金がない家主の場合は
ローンを当てる。



そして、
契約期間が満了し
借主（とんこ）が出て行くとき
保証金の2億を借主（とんこ）に
返さなければならないのだが

そのお金は
次の入居者の保証金を当てるのだ。



そのとき、家主が
次の入居者に要求する保証金は
2億5000万ウォンに値上げする。
（※韓国は通常、地価が上がり続けアパートの価値も上がる）

2億は借主（とんこ）に返しても
5000万ウォンは家主の手元に残りマス。

コレを繰り返して
最終的にその物件を売れば

3億ウォン(分譲価格）だったものが
3億5千万ウォン(売却時)で売れて
5千万ウォンも儲かるわけです。

このような資産運用なんです。

借主であるとんこたちも
毎月家賃を払うウォルセよりは
保証金が高くても月々の家賃がない
チョンセの方がお得！！

チョンセで入居すれば
住宅にかかる費用は管理費だけ。
※マイホームでもウォルセでも
　管理費用はかかる。

#とんこ#は結婚後ウォルセで入居したが
一生懸命貯金をした後に
家賃無料のチョンセの物件に引越しした。

何となくお分かりになりましたか？
後日、機会をみてもっと詳しく書きます！