ソウル市長がタクシー制度を変える!?
最近、韓国のタクシーの初乗り運賃が
値上げしてしまった。
まだ、車のメーターが
新料金に対応しておらず
運転手は紙のリストを見ながら
金額を請求してきたので
初乗り運賃がいくらか#とんこ#は知らない。
とにかく、がっくりである。
結構ダメージが多きい…。
ところで、話は変わるが
以前、ソウル市長が
かっこいいと書いたことがある。
あ、いや、顔の話ではない。
박원순(パク・ウォンスン)市長の
政策がかっこいいということだ!!
詳しくはこちら↓
➔ ソウル市長が日本人に変装し明洞を視察!
ソウル市長が
熱い!
今回、また新しい
政策を
実行しようとしているのだが
ソウルの
タクシー制度を変えて
タクシー運転手の
生活の安定と
タクシー利用者への
サービス向上を図ろうというのである。
じゃあ、具体的にどういった政策か??
その前に、現在の
韓国の
タクシー制度について説明しよう~。
韓国のタクシーは
個人タクシーと
法人タクシーがある。
個人タクシーはいわゆる
自営業で
法人タクシーは
会社に所属しているということだ。
ここで問題!個人と法人、
どっちのサービスがよいでしょう??
実は
法人タクシーの方が
乱暴運転で乗客への
サービスも悪い傾向があるんです。
その理由は彼らの
収入に関係あり!
個人タクシーの場合
売上げ全てが運転手のものであり、
ガソリン代や
車検代など
必要経費を除いた残りが自分の収入となる。
だから、
運転手の精神的金銭的
余裕が
運転にも現れ、接客やサービスもそこそこである。
#ナマケモノ(韓国人の夫)#は、
子供のとき、今は亡きお祖母さんに
「タクシーは個人タクシーに乗りなさい。」と言われていたそうだ。
そういう背景があったんだね~。
しかし、
法人タクシーは違う。
法人タクシーの場合
運転手は
納入金を会社に入れなければならない!!
分かりやすく言えば
「1時間当たり○×ウォンを必ず会社に納入する」というようなシステムである。
仮に、会社と運転手が
1時間当たり
3万Wという取り決めなら
10時間働いた場合には
3万×10時間=30万ウォンを
1日の
納入金として会社に納めるということ!
会社にとって
この制度の都合のよいところは
運転手が仕事をさぼろうが
常に会社の取り分を確保できるということだ。
3万ウォン超過してからの売上げが
運転手の収入となるため
運転手はさぼることができない。
当然、
納入金を差し引かれる
運転手の立場では
自分の
収入増加のために
たくさんの客をとろうとするわけだが
そうすると
サービスが低下するという問題が生じるんですね~。
例えば、海外旅行帰りで荷物が多くて
マンションの敷地内の棟まで
送り届けてほしときがある。
しかし、
運転手によってはそれを
拒否しマンションの正門で客を降ろそうとする。
時間と手間がもったいないのだ。
こんなのは
法人タクシーに多く
#ナマケモノ#は乗車したタクシーに応じて
どこまで要求するかを変えている。
スピード違反や
信号無視、
無謀な追い越しを繰り返すことで
少しでも早く乗客を目的地に送り届け早く次の客をとりに行く。
そう、
客の回転率を上げるのに
必死!!
じゃあ、給料制にしたら?と#とんこ#は思った。
でも、それはそれで問題があるって…
適当に働いても給料が出るので
怠ける運転手が生じるし
いくら稼いだかごまかして
会社に少なく申告し
売上げをちょろまかす人も出てくるわけだ。
そうなるわけは、
現行では車についた
メーターは
1回毎の
走行距離と
料金の表示だけで
1日のトータルが記録されない、
もしくは
トータルが記録できるとしても
運転手が
手動で操作できてしまうため
会社側は正しい売上げを把握できないようである。
それを聞いてびっくりした。
日本はどうなってるんだろうか…。
#ナマケモノ#が
「ここへ行って下さい」と言っても
返事すらせず最後まで無言のタクシーがけっこう存在する。
態度が悪いタクシーに#とんこ#夫婦が憤慨したことも多い。
#とんこ#たちは客だからと
傲慢な態度はとったことないけれど
運転手が偉そうで失礼な態度をとり
#ナマケモノ#と言い争いになってすぐ降りたこともある。
運転手は
「개새끼(ケセッキ)」と大声で捨て台詞を吐いて行ってしまった。
過去記事でも書いたけど
タクシー運転手ってこの言葉をよく使うんですよね…。
➔ 韓国タクシーぼったくり手口!?
韓国ではタクシー運転手の
職業的地位は
非常に低い。
もちろん、とても親切な運転手さんや
安全運転のマナーある運転手さんも存在します。
でも、
喧嘩っ早くて
マナーがない
乱暴で
下品な人が多いのは事実で
外国人への
ぼったくりも
ソウルでは問題になっている。
※テジョンは外国人が少なく
外国人慣れしていないからだろう
外国人へのぼったくりはあまりない
日本ではタクシー運転手に対して
そんなマイナスイメージはないが…。
※ナマケモノは日本のタクシーは
基本的にはマナーがいいと言う
韓国に住んでみて
何度も彼らの信じられない言動を見てきた#とんこ#はそれを実感する。
このような問題を解決すべく
ソウル市長はソウルのタクシーに
1日に
何時間移動したか
売上げ高がいくらかが
分かるような機械を
全車両に取り付けようとしているのだ。
そうすればタクシー運転手も
会社にウソの申告ができないし
会社も信用できる記録を元に
安心して
出来高制の
給与体系に移行できるわけね。
この男っ前
ソウル市長
いろいろとやってるんですよね。
洞察力に決断力、さらに実行力あり!
ソウルで成功すれば地方も追随するんじゃないかなぁ~。@_@
#タクシー制度 #韓国のタクシー制度 #ソウル市長 #韓国タクシー制度 #個人 #法人
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