年末NAVERで特集された「去年、韓国で話題になったニュース」!
5千ウォン(≒500円)の
偽札を
8年間に渡り
4万枚以上製造した犯人が
2013年に
逮捕された。
韓国の
5千ウォンの
偽札の
9割はこの犯人が偽造したものだそうだ。
ある
銀行から申告された
5千ウォンは
昔の紙幣である。
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一様に番号が
77246で
今まで
4万5千8百枚(2億2千万ウォン)が発見されたが犯人は捕まらなかった。
理由はこうだ。
・あまりに精巧であること
・鑑定してもあまりに多い人の指紋がついていて分析が困難
・今はあまり使われない昔の紙幣
本物の紙幣と色相や厚み、肌触りまで
そっくりで気づきにくい上、
偽造防止装置まで偽造するほど精巧であった。
紙幣左側に隠れている絵が
光に映るように
銀の紙に肖像画をコピーした後、裏表面の間に挟みこんである。
逮捕のいきさつ
ソウルのスーパーの
62才の
女主人は
2013年6月に
40代の男が
ガムを買おうと
5千ウォン札を出すと
レジにある
メモをこっそり見た後
おつりを渡した。
その直後
112番(警察)に
申告したのである。
実は、この
女主人は
それより数ヶ月前の
1月に
売り上げの5千ウォン札を
銀行に振込む際に
偽札と判明したのでその
メモに書き留めておいた。
その
札の番号と
メモの番号が
一致したので
申告したのである。
これがきっかけで逮捕された男だが、
2005年3月から
8年間
警察と金融政府の追跡を逃れて
偽札を製造し使用していた。
大学で
ウェブデザインを専攻した彼は
一戸建て住宅の
地下室に作業場を作り
1万ウォン札より
偽造防止装置が少ない
5千ウォン札の
旧紙幣だけ集中的に製造した。
高画質で印刷した
紙幣の両面を
糊付けした
偽札は少しもズレおらず
警察が直接触ってみることもあった。
光を照らせば見える율곡이이(栗谷李珥 / ユ
ルゴ
ク イ・イ)の絵まであった。
※栗谷は学者や文人などが本名以外につけた名前、つまり「号」であり、イ・イが本名
指紋を残さぬように
手術用の手袋をはめ
200枚作るのに
15時間ほどかかったという。
犯人は
200枚ずつ少量を持ち
ガムを買いお釣りをもらう方式で全国を回った。
監視カメラがなく
お年寄り1人で経営する
小さなスーパーで犯行を行った。
警察は銀行を経由せず流通しているその偽札は
5万枚くらいだと見ている。
彼は
警察の取調べで
「偽札を使って得たお金で2番目の子供の手術費用と生活費などに使った」
と言った。
雑貨流通業をしていた
彼は
事業に失敗し
債権者になり
子供の
養育費に困った末、
過去の専攻を生かした
偽札製造に手を染めたそうだ。
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