避暑地のあくどい商売!?
数日前、
渓谷に遊びに行った♪
メンバーは
先発グループ
義父母、
ナマケモノ(韓国人の夫)、#とんこ#。
後発グループ
義妹と
2才の息子、
義弟とその
彼女、
知人と
3才の息子。
2組に分かれたのは
#とんこ#たち
先発グループが先に
8時半くらいに
現地入りし、
場所取りをするためだった。
後発グループは
小さな子どももいるので
10時くらいに合流したのだが
先発グループが
渓谷についたときはまだ
客はほとんどおらず、ほぼ
1番乗り状態だった。
山道の脇の食堂もガラ~ンとしている。
この辺一体のようすは写真では分かりにくいので図に描いてみよう
↓
駐車場(下)から山奥(上)へ向かってゆるい傾斜を上っていくのだが、途中の橋の上から右(図の赤い点線部分)を見下ろすと川がある。
人もいなのになぜか
御座(ござ)が敷いてある。
誰かが朝早くもう陣取ったのだろうか?
ナマケモノによると、そうではないらしい。
周辺の
食堂ごとに
縄張りがあると言うのだが、#とんこ#はいまいち理解できない。
しかし、すぐにその意味を理解することとなった
(〃゚艸゚)
縄張りってどういうこと?
我々だけ今から朝食を食べるのか?なぜか
義父母が
食堂に入っていった。
義父母が何やら
食堂の
おばさんと話していて
ナマケモノが傍で聞いている。
おばさんは何だかひどく
口調がきつい。
何だこの人、けんか売ってるのか??
なぜ客に対してこんなに
横柄なんだ?
なぜ
レジャーシートを川の側に陣取る前に
食堂なんかに入るんだろう?
#とんこ#には状況が把握できなかった。
実は食堂のおばさんが、
昼食を
予約・注文しないと
渓谷の
川のほとりのレジャーシートを敷くスペースを提供してあげない、と言っていたのだ。
※ただし、代金は後払い
そう、さっき見た
ゴザ、その場所を
食堂が
陣取っていて、
食事をした客だけが使用を許されるというのである。つまり
食事代が
場所代とでも言おうか…。
もちろん、
渓谷は
私有地ではない。
違法だ。
(乂`д´)
#とんこ#は結婚記念日に
プサンの
ヘウンデのビーチに行ったときの
ヤクザの
パラソルを思い出した。
関連記事↓
➔ 韓国ヤクザが海で「しのぎ」!?
あれと同じだな…。
義父が後発グループも合わせて
計10人分の
昼食を
予約後、
従業員に店の奥にある
裏口側へ連れて行かれた。
そこには小さな
門があり下り
階段が続いていた。
鉄の
門を開け
階段を下りるとそこはまさしく
渓谷であったが、そこは
植物で
天井が形成され、まさしく
避暑地となっていた
!
※朝の9時くらいで日差しが弱くかなり薄暗かった。
ところで、皆さん、この渓谷はどういった構造かお分かりになりましたか?
分かりやすく下の図で説明すると
駐車場から山道を上っていくと
食堂やら
土産物屋が並んでいるのだが
川(渓谷)に下りるためには
食堂の中を通り抜け
裏口の
階段から下りて行かなければならない構造なのだ
!
うわぁ~。びっくりである。
ついでに
他の食堂の
裏口を見てみると
同じだ
!!
各食堂の
裏がその
食堂の
縄張りなのだ。
こんなのはもちろん
違法である。
交番が駐車場の横にあったけど、
黙認なんだろう。
賄賂かな。
それにしても
客に対する
店員のあの
傲慢な態度は、
何人(なんびと)も
縄張りを侵すことができないという絶対的な自信からだったんだ~。
なるほどね~。
しかし、
場所が気に入らなかった
義父は、場所を変えるためさっきの
食堂の
予約・注文を
キャンセルし
別の食堂へ交渉しに行った。
※代金はまだ払っていなかった。
その店はさっきの店と違って
注文しなくてもよかったがやはりそこで食べるという
予約はさせられた。
そして指定された席がここだった↓
しかし、空いているところどこでも陣取れるわけではない。
そこに座れと場所を指定され全く自由が利かなかった。
食堂の
おばさんは
「営業時間はまだなのに
何で掃除しなきゃならんのだ」
と我々に怒りながらコンクリートの地面を掃いていた。
こんな狭いスペースに10人も座れぬが、ゴザが敷かれているためコチラでスペースを拡張することもできない。
第一、おばさんが見張っているのだ。
ふと、#とんこ#が言った。
「なあなあ、何で10人の団体と3人の団体とが同じスペースなわけ?人数に比例して食事代も増えるのに。もう一団体後から来ると言えばもう一ヶ所確保できるんちゃう?」
ナマケモノ:ほんまや!
義母:잘했다! 똥꼬!
(よくやった、とんこ!)
店員と交渉した
義父に
人数をすでに伝えてしまったのかと聞くと
人数はまだ言っていないという。
じゃあ、後でもう
一団体が来ると伝え場所を追加で提供してもらおうということになった。
すると、
店員は隣は予約が入っているから今いる場所の後ろを使ってと偉そうに言う。
ちなみに、
ナマケモノの子ども時代はこんな
縄張り商売はなく客は楽しんだそうだ。
10時くらいからかにぎやかに
数時間過ぎると次々
客が入りとてもにぎやかな雰囲気になった。
浮き輪や
ゴムボートだけでなく、
蚊帳や
テントを持ってきている人もいた。
15~20cmほどの
水位しかなく、
川幅も
2mほど、
浮き輪するにはちょっと無理があるような
-_-;
花札をしている
お年寄りたちも
↓
違法だがメリットもあるこの商法
川はとにかく水が
澄んでいて清い。ほとりにも
ゴミはほとんど落ちていない。
食堂の人が自分達の
縄張りを毎日
掃除するからであろう。
そして、果物やジュースなどの間食くらいは許容範囲のようだが基本ここでの
食事は食堂の人によって
禁止されている。
※昔は食事を禁止する者もなくカセットコンロ持参の人もいた。
恐らく、食べ散らかされたら管理が面倒なので勝手に禁止したのだろう。
そういえば、
プサンの
ヘウンデのビーチも
ゴミがなかったな…。
自然保護のためではなく自分たちの
商売のためである。
φ(≖ω≖。)
日本もこういう商売するところありそうだな…。
#避暑地 #渓谷 #川 #韓国 #花札 #縄張り #食堂 #商売
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