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避暑地のあくどい商売!?

掲載 : 2013.08.19
数日前、渓谷に遊びに行った♪

メンバーは
先発グループ
義父母ナマケモノ(韓国人の夫)、#とんこ#。

後発グループ
義妹2才の息子義弟とその彼女知人3才の息子

2組に分かれたのは
#とんこ#たち先発グループが先に
8時半くらいに現地入りし、場所取りをするためだった。

後発グループ小さな子どももいるので10時くらいに合流したのだが

先発グループ渓谷についたときはまだはほとんどおらず、ほぼ1番乗り状態だった。

避暑地のあくどい商売!?

山道の脇の食堂もガラ~ンとしている。

避暑地のあくどい商売!?


この辺一体のようすは写真では分かりにくいので図に描いてみよう

避暑地のあくどい商売!?


駐車場(下)から山奥(上)へ向かってゆるい傾斜を上っていくのだが、途中の橋の上から右(図の赤い点線部分)を見下ろすと川がある。

避暑地のあくどい商売!?


人もいなのになぜか御座(ござ)が敷いてある。

誰かが朝早くもう陣取ったのだろうか?

ナマケモノによると、そうではないらしい。

周辺の食堂ごとに縄張りがあると言うのだが、#とんこ#はいまいち理解できない。

しかし、すぐにその意味を理解することとなった(〃゚艸゚)

縄張りってどういうこと?
我々だけ今から朝食を食べるのか?なぜか義父母食堂に入っていった。

避暑地のあくどい商売!?


義父母が何やら食堂おばさんと話していてナマケモノが傍で聞いている。

避暑地のあくどい商売!?


おばさんは何だかひどく口調がきつい

何だこの人、けんか売ってるのか??

なぜ客に対してこんなに横柄なんだ?
なぜレジャーシートを川の側に陣取る前に食堂なんかに入るんだろう?

#とんこ#には状況が把握できなかった。

実は食堂のおばさんが、

昼食予約・注文しないと渓谷川のほとりレジャーシートを敷くスペースを提供してあげない、と言っていたのだ。※ただし、代金は後払い

そう、さっき見たゴザ、その場所を食堂陣取っていて、食事をした客だけが使用を許されるというのである。つまり食事代場所代とでも言おうか…。

もちろん、渓谷私有地ではない。違法だ。(乂`д´)

#とんこ#は結婚記念日に
プサンヘウンデのビーチに行ったときのヤクザパラソルを思い出した。
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あれと同じだな…。

義父が後発グループも合わせて計10人分昼食予約後、従業員に店の奥にある裏口側へ連れて行かれた。

そこには小さながあり下り階段が続いていた。

避暑地のあくどい商売!?


鉄のを開け階段を下りるとそこはまさしく渓谷であったが、そこは植物天井が形成され、まさしく避暑地となっていた

避暑地のあくどい商売!?

※朝の9時くらいで日差しが弱くかなり薄暗かった。

ところで、皆さん、この渓谷はどういった構造かお分かりになりましたか?

分かりやすく下の図で説明すると

避暑地のあくどい商売!?

駐車場から山道を上っていくと
食堂やら土産物屋が並んでいるのだが

川(渓谷)に下りるためには
食堂の中を通り抜け裏口階段から下りて行かなければならない構造なのだ

うわぁ~。びっくりである。

ついでに他の食堂裏口を見てみると

避暑地のあくどい商売!?


同じだ!!

各食堂がその食堂縄張りなのだ。

こんなのはもちろん違法である。
交番が駐車場の横にあったけど、黙認なんだろう。賄賂かな。

それにしてもに対する店員のあの傲慢な態度は、

何人(なんびと)も縄張りを侵すことができないという絶対的な自信からだったんだ~。

なるほどね~。

しかし、

場所が気に入らなかった義父は、場所を変えるためさっきの食堂予約・注文キャンセル別の食堂へ交渉しに行った。※代金はまだ払っていなかった。

その店はさっきの店と違って注文しなくてもよかったがやはりそこで食べるという予約はさせられた。

そして指定された席がここだった↓

避暑地のあくどい商売!?


しかし、空いているところどこでも陣取れるわけではない。

そこに座れと場所を指定され全く自由が利かなかった。

食堂おばさん
「営業時間はまだなのに
 何で掃除しなきゃならんのだ」
と我々に怒りながらコンクリートの地面を掃いていた。

こんな狭いスペースに10人も座れぬが、ゴザが敷かれているためコチラでスペースを拡張することもできない。

第一、おばさんが見張っているのだ。

ふと、#とんこ#が言った。

「なあなあ、何で10人の団体と3人の団体とが同じスペースなわけ?人数に比例して食事代も増えるのに。もう一団体後から来ると言えばもう一ヶ所確保できるんちゃう?」

ナマケモノ:ほんまや!
義母:잘했다! 똥꼬!
 (よくやった、とんこ!)

店員と交渉した義父人数をすでに伝えてしまったのかと聞くと人数はまだ言っていないという。

じゃあ、後でもう一団体が来ると伝え場所を追加で提供してもらおうということになった。

すると、店員は隣は予約が入っているから今いる場所の後ろを使ってと偉そうに言う。

避暑地のあくどい商売!?


ちなみに、ナマケモノの子ども時代はこんな縄張り商売はなく客は楽しんだそうだ。

10時くらいからかにぎやかに

数時間過ぎると次々が入りとてもにぎやかな雰囲気になった。

浮き輪ゴムボートだけでなく、蚊帳テントを持ってきている人もいた。

避暑地のあくどい商売!?
避暑地のあくどい商売!?


15~20cmほどの水位しかなく、川幅2mほど、浮き輪するにはちょっと無理があるような -_-;

花札をしているお年寄りたちも
避暑地のあくどい商売!?


違法だがメリットもあるこの商法

はとにかく水が澄んでいて清い。ほとりにもゴミはほとんど落ちていない。

食堂の人が自分達の縄張りを毎日掃除するからであろう。

そして、果物やジュースなどの間食くらいは許容範囲のようだが基本ここでの食事は食堂の人によって禁止されている。※昔は食事を禁止する者もなくカセットコンロ持参の人もいた。

恐らく、食べ散らかされたら管理が面倒なので勝手に禁止したのだろう。

そういえば、プサンヘウンデのビーチもゴミがなかったな…。

自然保護のためではなく自分たちの商売のためである。φ(≖ω≖。)

日本もこういう商売するところありそうだな…。
#避暑地 #渓谷 #川 #韓国 #花札 #縄張り #食堂 #商売
 
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