韓国人が両親にあげるお年玉っていくら？

お年玉シリーズ3

正月には主婦たちが両親や義両親へのお小遣い（お年玉）に頭を抱えている。
お年玉といわないわけはコチラ↓
➔ 成人した韓国人は親にお年玉をあげるのか？

ここでは面倒なので以下、お年玉と表現する！

若い主婦たちが集う
ネットのコミュニティーサイトには
正月や秋夕（お盆）になると
両家に渡すお年玉の金額で悩む文でいっぱいになる。

金額が小さい場合は10~20万ウォン、
稼ぎの少ない親には50万ウォンのお年玉を渡すという新聞記事を見た。

子供夫婦や親の経済事情によって金額に差があるようだ。

特に主婦たちの間では
両家へのお年玉と
親戚の子供たちへのお年玉など、
お正月にかかる費用を思えば心が重くなる。

結婚 10年目の主婦キムさんの話
今年のお正月に出て行く費用が少なくとも 100万ウォン（≒9万5千円）。

最も気を使うべく婚家と実家にはそれぞれ 20万ウォンずつ小遣い（お年玉）を渡す。

去年懐事情が苦しく10万ウォンずつにして、とがめられた。

問題は甥たち。今年小学校に入学する甥たちだけでも 3人。

彼女は息子の小学校入学祝いに親戚から15万ウォンずつもらったので渡すしかない。

※韓国は3月が入学で、普通正月に親戚が集まったときに入学祝を渡すようである。

親戚の子供たちにやるお年玉は去年のように 25万ウォンを準備した。

交通費を抜いても、果物、 肉代まで合わせれば100万ウォンでもギリギリ。

※正月に果物や肉などを持参。
　遠方のため前日に
　料理の準備を手伝えない人は、
　家でチヂミなどの料理を作って持参することも。
　昔は婚家にのみ贈り物を持参したが
　最近は共働きも増え
　女性の立場も強くなり
　一人っ子も多いことから
　妻側の実家にも贈ることが多い。

結婚3年目の主婦パクさんの話
両家のみならず、夫の祖父母のお年玉まで用意しなければならない。

箱入りの果物と肉は基本と聞くが、贈り物はまたどんな風に準備すればいいのか悩む。

正月の費用はこれが全てではなく、
親戚に小、中、高、大学に入学する子供がいれば入学祝を包まねばならない。

入学祝には1人あたり基本10万ウォン、多ければ30万ウォン。

中2の息子を持つ主婦ペさんの話
息子が小学校入学時に10万、中学校入学時に20万ずつ親戚からもらった。
今年は甥2人が中学入学のため40万の出費となり打撃が大きい。

「本や文化商品券などで代わりをすることもあるけど、子供は喜ばないですから・・・。」

結婚5年目の主婦イさんの話
「最近の小学生は現金が一番喜ぶ。
　去年本をプレゼントしたら
　嫌がっていたのが分かったから
　今年は現金にします」

しかも、自分の子供まで贈り物をねだってくる。
小5の息子を持つイさんは

「子供がノートパソコンや
　小型ゲーム機がほしいというが、
　パソコンは安くても60万以上で
　任天堂DSやソニープレイステーションポータブルは基本20万からだった」

とため息をついた。

韓国の主婦たちは皆、苦労している・・・。日本も似ているけど・・・。

#とんこ#は恵まれてるな～。
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