韓国、秋夕の儀式、茶礼(チャレ)のお供え物
韓国では
祖霊崇拝の
祭祀がいくつかある。
茶礼(차례/チャレ)
現代では、年に2回(正月と秋夕)の朝に行う
祭祀(제사/チェサ)
先祖の命日になったとたんの午前0時に行う
今回は
秋夕(추석/チュソク)なので
茶礼(チャレ)になる。
日本でいう
お盆のようなものである
韓国の
秋夕(チュソク)、
陰暦の8/15(中秋)に行う行事で
今年は9/30がその日。
茶礼(チャレ)という儀式を家で行い、
その後、男性だけが
墓参りに向かう。
※近年は慣習が崩れ、家庭により
墓参りを秋夕の1週間前に行うなど様々。
写真出処:➔ http://navercast.naver.com/contents.nhn?contents_id=3574
親戚が本家に集まり晴れ着に着替えて
果物や餅、干した魚などを備え
祖先を祀る儀式を
茶礼(チャレ)という。
※近年は韓服を着ず、スーツ等正装でするのが多いとか。
お供え物はこんな感じ
↓
写真出処:➔ http://navercast.naver.com/contents.nhn?contents_id=3574
長男宅に
屏風と
専用のテーブル
(제사상/チェササン[祭司床])を配置、
正月と
秋夕で多少内容が異なるが
一般的には写真のような食べ物を5列に供えるという。
※果物の頭の部分の皮をむく。
このときテーブルの
方角が決まっているそうだ。
地域家庭によっても
多少お供え物や数に違いがあり、
たこやら
サメの肉やらを供える地域もあるとのこと。
配膳に関しては果物の
位置や
魚の
頭の方角が決まっており
例えば、
어동육서(魚東肉西)
魚は東、肉は西
동두서미(東頭西尾)
魚の頭が東でしっぽが西
홍동백서(紅東白西)
東に赤い果物、西に白い果物
こんな感じだそう。
でも、
最近は韓国人たちの
生活習慣も変わり
このように準備したり
専用の屏風やテーブルを
普段家に収納しておいたりするのが大変になってきた。
よって、行事のときだけ
専門業者に
道具一式のレンタルしたり、
食べ物一式注文する家庭もでてきたそうデス。
このテーブルの前で儀式を行うが
晴れ着姿で
大礼(큰절/クンジョル)
といってもっとも丁寧である礼を行い
ご先祖様に挨拶する。
通常、このお供え物を下げた後、
その
お供え物を親戚で食べるそうだが
#とんこ#の義理の実家では
事情があってこの儀式を行っていません。
だから
お供え物を作る必要もなく
義理の実家のこの日の料理は
慣習どおりではないんですねー。
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➔ ナマケモノの実家流、秋夕の食事!?
でも!!
宗家では
このような儀式を
年に11回もしなければならない!!
最近は
略式でする家庭が増えてはいるが
由緒ある
両班(ヤンバン)の
宗家はこれを厳格に守る。
※両班(ヤンバン)とは昔の貴族
俳優
リュ・シウォンは
写真出処:➔ http://v.daum.net/link/34103243?srchid=IIM/news/58294531/
両班(ヤンバン)の中でも由緒ある家系、
彼のお兄さんは
直系。
彼の親族たちは想像もできぬくらい大変だろうという…。
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