韓国は選挙前に候補者がここまで情報公開する！？

韓国は兵役の義務がある。

一般人なら80～90％の青年は兵役につく。ところが・・・国会議員は、昔兵役に就いた人は50％ほどでしかなかったという新聞記事が過去に出た。そして、彼らの息子たちも同じく兵役を免除されていたり楽な公益勤務に就いた者が多いという。
※公益勤務…障害者など兵役に就けない者はその代替として産業機能要員として国家機関や会社で義務勤務する。

これをどう解釈すればよいのか？？

そう、人脈や金、偽装工作により何とか兵役を逃れてきた人が多いということである！！

以前、いかにして兵役を逃れるかブログに書いたことがあるので参考記事はこちら↓
➔ 兵役を免れるために韓国男子がすること

昨日6/4(金)は選挙日だった。

今回市長やら教育長やら数名を選出したのだが、我が家には何日か前から候補者たちの選挙広報の資料が入った分厚い封筒が届いてた。開封してみるとこんなにたくさん入っていた。



どの候補者の資料も最初のページをめくると左には候補者情報の表がある。項目が皆共通しているので義務化されているのだろう。



所属政党名、姓名、性別、生年月日、職業、学籍、経歴、財産状況、兵役事項、最近5年間の税金納付、滞納実績、前科記録が記載されている。

わ～財産や前科まで記載されている！

税金を滞納したり犯罪経歴があったりする人に市民が知らずに投票することがないように記載するのが義務になっているようだ。全員記載項目が共通していた。

そして！！

韓国ならではの項目、兵役事項！

正当な理由なくインチキして兵役免除を受けた者が政治家になるのは不適切なので参考資料として兵役事項も書かれているのだ。

例えば、ある候補者は



候補者本人もその息子も兵役を務めている。
卑属：息子以下(息子や孫など)
転役：徴兵期間（現役)を全うし、年に数回の訓練を受ける予備役になることを言う。

韓国の男子は、2年の服務期間が終了した後もその内容を忘れないようにだろうか、何年間は予備軍として定期的に訓練を受けに行かなければならない。満期転役とは義務である2年の徴兵は全うしたということになる。

別の候補者の場合↓


陸軍中尉である。ここでは「満期転役」でなくどうして「希望による転役」になっているのか？

中尉は将校（一般兵ではなく士官）である。

ちなみに、一般兵は入隊の際に試験はないが、将校は入隊の際に試験を受け、大学の内申点も合わせて合格した優秀な者だけがなれる。彼らは入隊まもなく階級が将校となる。将校の場合は満期といった規定がなく、自分で望んだら転役できるそうだ。

この候補者の長男は兵役免除となっているがその理由は表の下に記載されていた。
- 長男兵役免除は自閉性障害者もため兵役免除を受けた -

選挙資料に兵役事項を記載してあるとは日本人には想像もつかないことですね！