韓国大統領有力候補は偉大な人　～アン・チョルス氏～

あと3ヶ月後の2012年12月、
韓国で大統領選挙が始まる！
　
皆さん、難しい政治の話なんかではないので毛嫌いしないで下さいよ～。
　
複数の候補のうち、有力候補は2名。
そのうちの1人、
アン・チョルス氏（안철수）は
#とんこ#のソウル留学時代
語学堂の教科書にも載っていた人！
　

　
韓国では知らない人がいない超有名人なんですよ！
　
当時は政治活動は一切行っていませんでした。
　
#とんこ#が結婚後、
ソウル市長や大統領といった政界に
出馬するしないのうわさが流れ出したんです～。
　　
　
彼は韓国で最も尊敬される実業家の一人、
元々は医者だったといいます。
　
医学部教授を務めていた彼は、
医者という安定した職を捨て
未来保障のない仕事に飛び込み　
パソコンのウイルスソフトを開発したのです！！
※パソコンをコンピューターウイルスの
　感染から防いだり、
　感染したパソコンを治療する
　セキュリティーソフトのこと。
　
　
ウイルスソフト開発のきっかけ
　
彼が医者（博士過程）の当時は
韓国にウイルスソフトがない時代。
　
そんなとき、彼のパソコンが
ウイルスに感染してしまう。
　
医大の博士課程と平行し、
ウイルス治療ソフトを作るために
毎日夜中3時に起床、
朝6時までパソコンと格闘、
睡眠時間は毎日3時間しかなかったといいます。　
　　
自分で作ったウイルスプログラムで
パソコンを直した後、
人々の役に立ちたいと
そのプログラムを必要とする人々に
無料で配布したそう！
　
　　
ところで、
アン・チョルス氏は医者を辞めることに
全く不安がなかったわけではない。
　
失敗するかもしれない不安があったが
　
「ある選択をすることは
　今後もっとやりがいが生じるだけでなく
　自分自身をさらに磨けるのでは？」

「医者の代わりはいるが、
　パソコンのウイルス治療の
　研究ができる人は自分しかいない」

とウイルス治療プログラムの開発を
心に決めたそうです。
　
そして、ついに！
　
14年間勉強してきた医学を
きれいさっぱり捨てて
コンピューターウイルスの
研究を始めるために起業した！
　
外国の起業から莫大な金額を提示され
会社を売ってくれないか
との申し出も断るくらい
金儲けに全く興味のないアン・チョルス氏。
　
2005年、ベンチャー企業として
最高の位置に上り詰めるが
「自分は本当に会社に必要な人材か？」
「会社のさらなる発展のためには自分は会社から去るべきだ」
と10年間守り続けた会社を去って行ったんです。

「年齢的にも最後の機会、新分野の勉強をしたい！！」　
　
「日々をなんとなく過ごさず
　夢の実現のため死ぬ覚悟で
　努力しなければならない。」
　
　
ナマケモノ（韓国人の夫）によると
彼は本当に努力家で誠実で真面目な人。

ウイルスプログラムを
アン・チョルス氏が作った当時
ものすごく性能のよいすばらしいプログラムだったそうです。
　
ただ、彼が会社を去ってから
その性能も低下し
いかに彼が重要な人材だったかが分かります。
　
今、彼の出馬に反対の人たちの中には
彼の欠点やスキャンダルを掴もうと必死で探しています。
　
次回はそれについて書きます。