とんこがアン・チョルス氏について書く理由
ナマケモノ(韓国人の夫)の実家は
中央日報を購読している。
結婚前まで両親と住んでいた
ナマケモノは
必然的に
中央日報を読むことになり
何も疑うことなく
その記事(現在の
与党/セヌリ党)の
影響を受けることとなった。
しかし、いつのころからか
インターネットで新聞を読むようになり
他の新聞社(現在の
野党支持側)の記事が
目に触れることも多くなった。
ナマケモノはそのとき初めて
「中央日報の記事が偏っている」
「他社と言っていることが違う」
と知ったのである。
それからは、
現在の野党側の新聞を読むようになり
一時期思考が
野党側へと傾いた。
しかし、野党側の新聞もまた
自分たちに都合のいいように
相手を非難する記事を書いているという事実に気づく。
そう、与野党どちらを支持する新聞社も
目くそ鼻くそだったそうだ。
そんなわけで、
ナマケモノは
新聞記者だけでなく
調子のいいだけの
政治家たちに
嫌気がさした。
それ以来、いろんな新聞記事に目を通し
彼はどちら側にもつかない
中立をとっている。
#とんこ#は、今は大統領選出馬を辞退した
アン・チョルス氏について
今までいいことを書いてきたけれど
別に彼を大統領にと支持していたのではない。
どんなにすばらしい人だったとしても、
大統領選挙において
政治経験や
政策内容、
政治手腕などは
無視できない要素であり
それらを
総合的に判断する必要がある。
そういった意味で
各新聞社が
アン・チョルス氏の
政治経験のなさや
政策を
批判するのは一向にかまわない。
でも、#とんこ#たちが伝えたかったのは
政敵をあの手この手で陥れようと企て
必死でスキャンダルばかり探して
挙句の果てに世論操作のために噂を流し
アン・チョルス氏が嘘つきだと非難している実態であった。
アン・チョルス氏のように汚れのない人は
政界にはいないんじゃないか
と
ナマケモノは言う。
韓国では政治の世界は
泥仕合である。
政治家は
演技者で自分たちが
有利になるように
世論を操り工作する。
例えば、アルバイトを雇って
ネットや
ツイッターなどを利用し
政敵の悪い噂や批判を流すことも多い。
与野党が反転すれば、
昨日まで唱えていた政策を
いとも簡単に覆す。
自分たちの都合のいいように動くということである。
そんな中、
アン・チョルス氏は違った。
彼は政治的な裏の駆け引きができるような人ではない。
裏工作を行い国民の前で演技したり、
国民から支持を得るために
都合のいいことを公約に掲げたり
自分の立場のために意見を変えて
保身に走ったりするようなことが
できる人ではないのである。
大統領は外交で
パフォーマンスも必要だろう、
そういった器用さは彼にはなく
そういう点では大統領に
不向きではあるかもしれないが、
言葉を変えればそれだけ彼が
真面目で
誠実ということなのだ。
実際、彼だけでなく
彼の後援者も
政治経験がない者ばかりであった。
政治的な立ち回りや
世論のコントロールは上手くはなかっただろう。
巨大な
政党がバックにつき
政治経験豊富な後援者が
世論の操作を行いサポートしてくれる
パク・クネ氏(与党)や
ムン・ジェイン氏(野党)と違い、
無所属の彼には様々な点であまりにも不利な立場であった。
ある新聞記事にこう書かれていた↓
「そのような状況であれだけの支持者を得られたというのは彼がものすごいことである。」
確かにそうだなあと#とんこ#は思う。
しがらみがない分、クリーンな政治をしてくれる期待は大きい。
#アン・チョルス #アン・チョルスの人物像
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