中国人によるハッキング被害に遭うところだった！

昨日、ナマケモノ(韓国人の夫)のパソコンが
ウイルスに感染した！
　
ウイルス感染のルートは？

ネットで映画の予約をしようと思って
百貨店内にある映画館の予約サイトに
接続しようとしたときのことだ。
　　
そのとき

「このサイトに訪問したら
　コンピューターウイルスに
　感染する可能性があります」

という警告メッセージが画面に出た。
　　
しかし、この手の警告は、
本当に危険なときもあるけれど
実は危険がないときもあるんですよ…。
　
ただ、ナマケモノが入ったサイトは
百貨店の映画館のサイトである。
　
怪しいサイトではないのだ！
　
だから、今回の警告は
問題ないという判断で
警告を無視してそのまま接続した。　
　
すると！！
　
パソコンがウィルスに侵された！
　
ナマケモノはすぐにパソコンに
ワクチンプログラムを設置しようとしたが
作動しないではないか！
　
今度は別のワクチンプログラムを
設置しようとしたが

これまた作動しなかった！
　
2種類のワクチンプログラムが
拒絶されたのだ…。-_-;　　
　

むむむッ！　

で、皆さん、ナマケモノがこの後どうしたと思われますか？

強力なウイルスの治療方法は！？　

な、なんと！
　
　　
　　　
銀行のサイトに接続したんですねー。　
勘の鋭い読者の方は、
ピンと来たかもしれません！
　
そうです！！　

彼は、
　
銀行のインターネットサイトに入ると
自動的に設置される
ハッキング防止プログラムを
利用したんです！！
関連記事↓
➔ ハッキング防止の公認認証書って何？
　　
銀行のワクチン
(ハッキング防止プログラム)は強力、
それで、感染を治療しました。　
　
ところで、
　
なぜ映画館の予約サイトで
ハッキングが起こるのか？　

　
実は、これをハッキングするのは多くが中国人。
　
彼らはハッキングのプログラムを
映画館サイトに設置する。　
　　
そして、チケットの予約をしに
そのサイトにログインした韓国人の
IDとパスワードを収集するというわけだ。　　

では、中国人が何のために
韓国人の個人情報収集するのか？？
　
中国人は韓国のオンラインゲーム
(ネットを利用したゲーム)をよくするが
そのためにはゲームサイトに
会員登録する必要がある。
　　
しかし、韓国では多くの場合、
インターネットサイトの会員登録には
住民登録番号の入力が必要となり、
外国人は入会したくても入会できない。
　
　　
ではどうするか？
　
日本人の場合、
純粋にゲームを楽しむことが目的なので
日韓交流サイトでIDとパスワードを
貸してほしいと韓国人にお願いする。
　
すると、親切な韓国人が
その日本人の代わりに会員登録し
IDとパスワードを教えてくれるので
ゲームができるようになる。
　
しかし、
　
中国人の場合ゲームをしたいのではない。
ゲーム内のアイテムを販売し金儲けするのが目的である。
　
具体的に説明しよう。
　
韓国人Aさんのゲームキャラクターが
「王者の剣」というレアアイテムを所持しているとする。
　
中国人がハッキングした
AさんのID情報でサイトにログインして
　
Aさんのキャラクターを操作し
そのキャラクターが所持してるアイテムを
自分のキャラクターに渡すのである。
　
多くの韓国人のゲームキャラクターから
アイテムを収集し
それらのアイテムを欲しがる
別の人たちに売るのである。
　
安いのであれば500円程度もあるが
高いのは500万円というのも過去にあった。
　
これはゲーム世界(仮想通貨)の話ではなく
現実世界で売買されているのだ。
　
そのため、金儲けのためには
2、３人のIDを収集しても意味はない。
　　
ハッキングして多量の
IDとパスワードを収集し
大量のアイテムを売りさばくのである。
　　　
で、

今回のハッキングはそれが目的だった。　
（ハッキングプログラムを調べたら
「なんとかオンラインゲームID
　収集用プログラム」という名前だった）　　
　
ナマケモノのパソコンが
ウイルスに感染したということは
ハッキングプログラムが
設置されたということで、
　
ナマケモノが該当の
オンラインゲームサイトに接続し
会員登録をしたらハッキングが開始され
ナマケモノのIDとパスワード情報が
中国人に流れるシステムである。
　
何とまあ、すごいですね。
それにしても、銀行のワクチンプログラム便利ですね～。