韓国人が利用するハッキング防止の公認認証書って何！？

昨日は韓国の性犯罪記事を書いた。
➔ 韓国性犯罪者は足輪をつける！
　
そこで触れた
公認認証書/공인인증서
ゴンイニンジュンソ
　

ところで、「○×書」といえば
紙を連想してしまう#とんこ#。
でも、これは婚姻届や住民票のような紙ではない！
　
ここでいう認証書とは
インターネット上の金融活動等で使う
デジタルな身分証明書のことを指す。
　
公認人証書とは何か？

簡単にいえばインターネット上で

・金融機関(銀行や郵便局など)での
・振込みや口座振替等　
・ネットショッピング　
　
このような金融活動を行うときに必要な
ID（個人識別符号）のようなものであるが
身分証明書代わりになるくらいの
国家が認めているスーパーIDであり
　
KJPOP等のサイト加入に必要な
8桁程度の英数字のしょぼいIDではないのである！　
　
どういうことかって？？？
　
ファイル形式の認証書なのです！！
　
？？？
　
つまり、ある手続きを経ると
暗号化されたデータ（ID）が
パソコンに保存され
手元に紙があるわけでもなく、
一般的には本人も自分のIDがどんななのか
内容は分からないんです！　
　
パソコンに詳しいナマケモノが
自分の認証書ファイルを開いてみた。　

すると！！　

認証書とは1640文字の
暗号化されたIDであった！！-_-;
※大文字小文字の区別のある半角英数と、/＋などの記号の組合せ　
　
一般的な8桁程度のID入力とはわけが違う！

ハードディスクやUSBメモリに保存可能。　
　

では、具体的にどう活用するのか？
　
例えば、
　
H銀行でネットバンキングする場合
　
韓国では、インターネットで
H銀行のサイトに入るやいなや
すべての人対象にハッキング防止プログラムが自動的に設置される。
　
これで取引情報がハッキングにより
外部に流出する危険性はなくなる。　
　
①その次のログイン段階で　
認証書（ID）入力し
任意の認証書用パスワードも入力。
※複雑な認証書はパソコンが記憶しているので自動的に入力される。
　
よく、皆さんが利用するサイトでも
IDを記憶させ毎回入力しなくても
自動でログインできるのがありますよね？
　
それに似てますが似て非なるものです！　
　
一般のサイトの場合、
どこのどのパソコンでも自由に
IDを記憶させることが可能です。
　
でも、この認証書（ID）は原則、
初回登録保存したパソコンだけに機能。　
　
②送金段階で4桁のパスワード(任意)入力
※このパスワードは認証書のパスワードとは別のもの
　
③コード表をの指定された番号を入力
※写真は倒産して存在しない銀行のもの↓

　
④再び認証書と認証書用パスワード入力
　　　
　
具体的な申請手順
　　
①国家指定の機関(銀行、郵便局、会社)に
　契約書、住民登録証、謄本などを提出
　　
※住民登録証については過去記事を↓
➔ 韓国の住民登録証と外国人登録証公開！
　　　　　　　　↓
②臨時パスワードをもらう
　　　　　　　　↓
③自宅のパソコンで
　その機関のサイトに接続し
　臨時パスワードを入力し手続き

そのパソコンの中に
認証書ファイルの作成(データ)ができる。
　

パソコンの中に認証書ファイルができるとは？
　
例えば、自宅にパソコンが
A、B、Cの3台あるとする。
A：自分用、B：父用、C：兄用
　
認証書（ID）ファイルを
自分用のパソコンAで作ると
そのAのパソコンの中だけに
認証書データが記録されるので
パソコンB、Cには認証書データがなく
利用できないのである。
　
コピーすれば複数のパソコンに
保存可能ではあるが
簡単にコピペというわけにはいかない。
　
複製を作るにもAのパソコンから
その機関のサイトに入り
認証書を認識させて
個人情報等の入力など手続きを踏んで
初めてコピーができるのである。　
　

1640文字で構成された認証書(ID)を登録した
パソコンでしか利用できない上

パスワードも
「8桁程度のもの（認証書用）」と
「4桁のもの」と2種類必要で
さらには銀行のコード表も必要だから

　

ナマケモノは本当に面倒くさがっている。　

こんなに段階を踏むとは当然面倒だねー。
でもだからこそ安全性が高いわけですね。