까지「~に~/まで/~までに」の使い分け
先日、
義理の弟が
我が家へ来ることになった。
#ナマケモノ#が
義弟 に電話で
ナマケ:그러면 7시까지 와
ナマケ:じゃあ、7時ッカジ来て
と言っている。
까지(ッカジ)の意味は
「~まで」である。
「7時に」ではなく「7時までに」?
じゃあ、一体何時に来るか分からないではないか~!
6時かもしれないし、5時かもしれない。
義弟の都合に合わせて来てという意味になる。
電話が終わった後、
#とんこ#は
ナマケモノに
何で
「7時に」ではなく
「7時までに」と
曖昧な約束をするのかと
文句を言った。
おおよその時間が分からなければ、
#とんこ#が洗濯したくても、
義弟 が到着するまでに洗濯を完了し
干し終えることができるか分からない。
掃除をしたくても、
掃除の途中で到着するかもしれない。
そう、
義弟が来る時間が分からなければ
家事のスケジュール調整できないのだよ。
でも、実は
韓国人がこのような状況で
"7시까지[ッカジ](7時まで)"といえば
それは
"7시에[エ](7時に)"の意味らしい。
"그러면 7시까지 오세요"
じゃあ、7時ッカジ(=に)来て下さい
#とんこ#が生活しながら混乱した
까지(~まで) という言葉。
次の場合は皆さん、
どちらが正しいと思いますか?
「7時までに行きます。」
A:7시
까지에 갈게요.
B:7시
까지 갈게요.
Bが正解なんです。
日本語では
「~まで」「~までに」
という2つの表現があり
意味も変わってきますが
韓国語では
까지에(ッカジエ)
なんて助詞はなく
両方
"까지/ッカジ"を使用します。
つまり、
까지には
「~に~/まで/~までに」 の
3つ使い方があるのだ!!
じゃあ、次の文だけを見ると
韓国人はどう解釈すると思いますか?
Q1:「まで」か「までに」を入れてみて下さい。
①7시
까지 숙제를 해야 해요.
7時( )宿題をしなければならないです。
②7시
까지 공부를 해야 해요.
7時( )勉強をしなければならないです。
あああああ↓
答えは
びっくり!!
あああああ↓
①7시까지 숙제를 해야 해요.(期限)
7時
までに宿題をしなければならないです。
(↑7時までに宿題を終わらせなければならないという意味)
1回性の動詞・・・宿題する、提出する、加入する、報告する、準備する etc
②7시까지공부를 해야 해요.(継続)
7時
まで勉強をしなければならないです。
(↑7時まで勉強を続けなければならないという意味)
継続性の動詞・・・勉強する、運動する、練習する etc
※勉強や運動は、その時1回きりでなく
明日、あさって、来週というように
今後も繰り返されるもので終わりがない。
「宿題」と「勉強」という
単語が違うだけなのに
何で違う解釈になるのか!?
どうやら動詞のアスペクトの差によって
違いが生じるようである。
もし、
①を
「までに」ではなく
「まで」の意味にしたければ
・7시
까지 계속 숙제를 해야 해요.
7時までずっと宿題をしなければならない
のように「ずっと」という意味の単語を補足する。
そうすれば、誰が聞いても
意味が
「~までする」に確定しますね。
ところで、日本語では
「7時に来て下さい」
「7時までに来て下さい」
は意味が違ってくる。
「までに」の意味を韓国語で
正確に表現したければ
「7 時に来て下さい。」
・7시
까지 와 주세요.
・7시
에 와 주세요.
「7 時までに来て下さい。」
・7시
까지 언제든지 와 주세요.
7時までのいつでも来て下さい
・7시
전까지 와 주세요.
7時前までに来て下さい
・
늦어도 7시
까지 와 주세요.
遅くても7時までに来て下さい
、
韓国人が까지を使ったときは
「~に」の意味か「までに」の意味か
確認した方が安全です!
これは不便だ…。
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