誤解しやすい韓国語、「아프다/アプダ」 と「痛い」は違う!?
今日は、役に立つ韓国語ネタ。
日本語の
「痛い」を韓国語に訳すと
"아프다(アプダ)"
コレ、韓国語学習者のたくさんの方がご存知だと思います。
辞書にもそう載ってマス。
でも、実は大きな
落とし穴が!!
正しいアプダの使い方は?
韓国語の"아프다"とは
「痛い」の意味以外にも
「しんどい」
「(体の)調子/具合が悪い」
「(体の健康状態が)おかしい」
という意味で使うことが多い。
例えば、
熱が出て具合が悪い
→ 열이 나서 몸이
아프다
風邪ひいてしんどい
→ 감기에 걸려서
아프다
日本人は「熱が出て体が痛い」「風邪ひいて痛い」とは言いません。
つまり、
日本語の
「痛い」という単語の意味は
通常、感覚神経で感じる
痛みがあるときに使う。
#ナマケモノ(韓国人の夫)#との
結婚生活で不便だったことに
この
"아프다(痛い)"での会話があった。
日本では
「痛い」と「具合が悪い」を
明確に区別する。
「お腹が痛い」
と
「お腹の調子がおかしい」
でも、韓国ではまず、
"배가 아파요"なんです。
(お腹がアパヨ)
どちらを意味するのか判らない・・・。
彼が
"아프다"の表現を使用したとき
痛みがある状態か
単に
具合が悪い状態を言ってるのか
判断できないのだ!
「それって、痛みがあるってこと?
それとも痛みはないけど
体の調子が悪いってこと?」
また、
큰 아버님(ナマケモノの伯父)が
手術入院したときの話。
数日後お見舞いに伺ったとき、
術後の「痛み」があるのか尋ねたかった。
まだ、痛いですかという意味で
"아직 아프세요?"と尋ねたが
「まだ調子が悪いですか?」
の意味になってしまい意味が変わってしまった。
ただし、
韓国人が
"아프다"の単語で
混乱することはないらしい。
どんな意味でその単語を使っているのか
状況で判断できるようだ。
判断しにくい状況や
明確に状況を把握したい場面では
「お腹がチクチクする」
「頭がズキズキする」など
詳しく説明することで
痛みがあるということが判るらしい。
じゃあ、
「痛み」の有無を表現したければ?
통증이 있어요 / 痛みがあります
(トンッチュンイ イッソヨ)
確実に
痛みがあるという意味になる。
통증 = 痛症、つまり痛みである。
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