韓国の結婚式 5 ~ 伝統的儀式、폐백(ペベッ)~
韓国結婚式シリーズ 第5弾
挙式の後、
新郎新婦が
伝統衣装を着てする儀式
ペベッ(폐백/ペベク)。
簡単に言えば
新郎側の
両親、
親戚に
大礼(큰절/クンジョル) という礼をし、
祝辞とともに
절값(ジョ
ルッカ
プ)という
お金を頂く。
うっひょ~。
절값(ジョ
ルッカ
プ)とは
正月や
ペベッで
大礼をした後にもらえるお小遣いのことだが結婚式(ぺべッ)では来賓が受付に渡す
ご祝儀とは
別途で
「新婚旅行の足しに」という意味で頂く。
ペベッは挙式後式場内にある別室の
ぺべッ室(폐백실/ペベクッシル)で行う。
#とんこ#側は外国人なので
文化体験として特別に
日本の両親や
日本の友人も室外で見学したんですよ~。
①新郎の両親に礼
大礼(クンジョル)は立った状態から完全に座り込む
最も丁寧な礼をいうが
ペベッのときは一般的に
補助がつく。
(着慣れない衣装と不慣れな深い礼でよろけたり足ががくがくすることがあるからだろう。)
大礼(クンジョ
ル)はもともと新郎の父親と母親に
各4回が正式だが、式場の時間の関係上現在は略式ですることが多いようだ。
#とんこ#たちは両親合わせて
2回しかしなかった。
そして
新郎の両親が
祝辞を述べ
酒を召し上がり白い封筒に入った
절값(ジョ
ルカ
プ)を下さる。
②栗となつめを受ける
新郎の両親が
多産の願いをこめて
栗と
ナツメを投げる。
それを
新郎新婦が布で受けるのだが、その数に応じて子供を授かることができるという風習だそう~。
これは
ナツメが
息子、
栗が
娘を意味する。
※公式的には新郎の両親だけ行うが文化体験として外国人であるとんこの両親も行った。
③新郎側の親戚にも礼
家系図的に新郎より地位(行列)が上の親戚に
大礼(クンジョ
ル)をする。
祝辞とお金(ジョ
ルッカ
プ゚)を頂ける。
新郎より年上の実の兄弟がいる場合はその兄弟にも同様にする。
大礼をするたびに
お金の入った白い封筒が積もってゆくんです。フフフ。
④新婚初夜を象徴する儀式
新郎側の親戚全てに
大礼をし終えたら今度は2人だけの儀式が始まる。
これは
新婚初夜を象徴するらしい。
まずは互いに
大礼 をし、
杯を交わす。
そして次に、1つの
ナツメを一緒に加えて奪い合い、
ナツメを奪い取った方が
結婚生活で実権を握れるって!!
あっ!
#とんこ#が取っちゃった!
その後はおんぶして室内を周って
終了~。
お金をこんなに頂きました~!
---------------------------------
<韓国語豆知識>
절(ジョル)とは礼の意味。값(カプ)とは値打ち、価格、代価。
큰절(クンジョル)
大きな礼(もっとも丁寧な礼)
절값(ジョルッカプ)
礼をしてもらえるお金。特にお年玉を세뱃돈(セベットン[歳拝-])という。
#韓国の結婚式 #韓国の披露宴 #韓国の結婚式場 #큰절 #절값 #폐백 #国際結婚 #日韓夫婦 #ペベッ #ペベク #クンジョル #ジョルカプ
皆さんの応援をお待ちしております。皆さんの応援はいつも大変励みになります。
➔ | 韓国結婚式4 ~ 実際の余興を動画で見よう!!~へ進む | ➔ |