韓国ウォルセの家賃算出方法
韓国の
ウォルセ(월세[月貰])とは
比較的
少ない保証金と
毎月の家賃で
賃貸する不動産制度である。
この家賃はどのように決まるのか?
とんこたちの例で説明しよう!
前回の記事をお読みでない方はまずそちらから↓
➔ チョンセ保証金が8千万ウォンも上昇!
現在#とんこ#が
チョンセ(賃貸)で住んでいる家を
マンションAの
701号室とする。
※写真はイメージ
マンションA -- 701号室
(単位:ウォン)
現在の不動産価値 / 3億5000万
契約時のチョンセ保証金 / 1億5000万
契約更新時のチョンセ保証金相場 / 2億3000万
ところでここの
家主は、
チョンセ[伝貰]をやめて
ウォルセ[月貰]にするといい
ウォルセ
保証金を
5000万ウォンに設定した。
【家賃計算式】
ウォルセの1ヶ月の家賃=(チョンセ保証金-ウォルセ保証金)×1%
2億3000万-5000万=1億8000万ウォン
1億8000万×0.01=180万ウォン
つまり、この物件に関しては
ウォルセの
保証金が
5000万ウォンならば
家賃は
180万ウォン(≒16万円)になるのだ。
しかし、
家主が#とんこ#たちに提示してきた
家賃は
90万ウォンだった。
半額である!
じゃあ、めちゃくちゃ安くしてくれたんじゃない!?
実は近隣の物件と比較するとそうでもないみたいなんです…。
ちなみに、もし
ウォルセの
保証金が
1億3000万ウォンならば次の計算になる。
2億3000万-1億3000万×0.01=100万
毎月の
家賃は
100万ウォン(≒8万8000円)。
これは一般的な計算方法であり
この値をベースとして実情に合わせて
家主のように設定していくわけですね。
そう、家主は
保証金を低く設定して
家賃収入を多く得ようとするも
家賃180万ウォンじゃ
さすがに誰も入居しないだろうと予想して
90万に設定したわけである。
まあ、
一般的な
算出方法ではじき出した値の
半額に設定しており決してぼったくりではない。
むしろ
家主の立場としては
良心的ともいえなくもないけど
前回の記事にも書いたように
入居者の立場で見ると
この数字で次の
入居者は決まるのあだろうか…、と思っている
φ(≖ω≖。)
仮に
家主が、
保証金2億3000万ウォンの
チョンセで
賃貸契約更新してくれるならば
チョンセ保証金増額分の
8000万ウォンを
#とんこ#が全額
銀行に
ローンしても
新婚ローンならその
利子は
ひと月
23万ウォン(≒2万円)程度である。
この場合、ローンの金利(23万ウォン)は
家賃(90万ウォン)よりも低い!
繰越返済すれば
利子は減るので
借金してでも
チョンセに入った方がお得なんですよね~。
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