2011年の法改訂で消費者金融では
年間 39%を超える金利は受けるとれないようになっているにもかかわらず
資産が 100億ウォン以上の
上位 89の合法の消費者金融のうち43ヶ所が
39%を超える利子を受取っていることが明らかになったという。
また、ヤミ金(不認可業者)の平均利率は年間 52.7%に達した。
【高利の日系企業一例】
資産順位ああ社名ああ平均年利率
9位 Mis.サランローン 41.4%。
11位 ウォンキャッシングローン42.0%
29位 ハートキャッシングローン41.7%
42位 グットタイミングローン41.5%
72位 ケイアイコアズローン 44.0%
これらは法廷上限を超す利率である。
なぜ合法的な消費者金融の利率が高いのか?
2011年法改訂前に貸し出した商品に対しては法律適用外ということになっているからだ!
一方、韓国の貸し付け市場は日系貸し付け業社が半分ほどを掌握した状況である。
2012年末の基準で、
日系消費者金融のローン残額は3兆9668億ウォンで全体の 52.3%を占めた。
特に業界 1~2位の日系業社
A&Pファイナンシャルローンと
サンワローンのローン残額が
上位 15業社のローン残額の
47.6%を占めるほどで、
日系業社2社の市場掌握力が大きい!
消費者金融はTV広告禁止に?!
韓国で消費者金融のTV 広告を全面禁止する法案が2013年12月に提出された。
消費者金融のTV広告の露出が多すぎる上に、業社に有利な内容の広告が多いことが理由だ。
また、経済観念が形成されない青少年への保護の意味もある。
今年、2014年2月に国会で本格的に議論される見通しだとか・・・。
コレとは別に、最近韓国で
金融関係の勧誘の電話営業が禁止になった。(保険を除く)
こういった経緯を踏まえてか、
今年2月に日系金融会社Jトラストが
ハイキャピタルローンと
ワンダフルローンを買収し
業界 5位圏にのし上がったが
新規開拓をせず債権回数業務をメンイとするつもりだろうと見られている。