韓国のウェブ漫画を見てみよう!
昨日は韓国で日本の漫画ばかりを専門に売る本屋があると紹介した。
➔ 韓国、日本の漫画だらけの本屋
ところで皆さん。
韓国の漫画って見たことがありますか?
実は、インターネット大国の
韓国、
漫画も
インターネットで連載することが多いんですよ。
漫画家がペンではなくパソコンで漫画を描くわけです。
びっくりでしょう??
今日はその話~。
背景
誰かが
漫画本を
スキャンしてそのファイルを
ネット上で共有するのだ。
ネット利用者たちがそれを
無料で
違法ダウンロードし閲覧するので本が売れなくなった。
そう、
無料で読めるのに誰が本を購読するだろうか?
※これは最近日本にもある問題だが
韓国の方がネットが進んでいるため深刻化している。
そして、
日本と違い
韓国には昔から
漫画レンタルショップが多いそう。
1泊だか2泊だかTSUTAYAのように
安く
レンタルできるのだ。
これまた誰が本屋でお金を出して漫画を買おうか?
日本人は好きな漫画なら
漫画本を購入し
コレクションしたい
というファン心理が働く人が比較的多いとは思う。
でも
韓国人はそこまで多くはないだろうなぁ…。
掲載形式
韓国に
NaverやDaumなど
日本でいうyahooのような
インターネットサイトがあるのだが、
その会社がネット上に
漫画を掲載するページ(場所)を提供し
素人がそこへ掲載するというしくみ。
例えば
Naverの場合
1. 素人がパソコンで
漫画Aを描きネット上(
Naver)の
挑戦漫画欄に投稿
2. ネット利用者が
漫画Aを読む
3.
漫画Aは人気が出て
挑戦漫画から
ベスト挑戦のカテゴリーに掲載ページが移動
4. さらにそこでも人気を維持
5.
漫画Aは
ウェブトゥンのカテゴリーに掲載ページが移動し
漫画家デビュー
作家デビューした漫画家たちは
Naverと
契約し給料をもらいながら漫画を描くのである。
月曜日は作家
ABCD、
火曜日は作家
EFGHというように
作家ごとに
掲載曜日が決められ
ローテーションで運営される。
作家にもランクがあり
ランクに応じて
給料が上がって行く。
最高ランクの作家で
給料は
月300~350万ウォンくらいだったかはっきりは知らないがそれくらいらしい。
作家デビューした人は
学校の教員だとか
現役女子大生だとか
スーパーのレジのアルバイターだとか
副業的に活動している人が多い。
平凡な人が趣味や興味で始めた投稿が
今や本業以上になった人もいるというんですね。
そんな給料じゃ有名になった
漫画家がかわいそうだと思いませんか?
でも、本が売れない以上
ネットを利用するしか方法がない…。
自分の
ホームページを作っても訪問者がいなければ意味がないんですよ。
それに比べて、
Naverの1日の
利用者はものすごい数で、
そこに掲載するだけで多い人が自分の
漫画を読んでくれるわけである。
彼らの収入は給料以外に、例えば
観光地のパンフレットを
漫画で描いてほしいなどと
国家や市から依頼があるとそれが副収入になる。
企業のPRに漫画のキャラクターを起用することもある。
人気作家はいるけれど、
鳥山明氏のようなスーパー漫画家は
まだいないようだなぁ。
実際にインターネット漫画を見てみよう!
すべて無料で閲覧できるのでご安心を!
下記をクリックするとNaverにリンク。
➔ http://www.naver.com/
①웹툰(ウェブトゥン)をクリック
※ネット漫画という意味
②見たい項目をクリック
挑戦漫画 /
素人が投稿した漫画
ベスト挑戦 /
挑戦漫画の中で人気が出た漫画
ウェブトゥン /
ベスト漫画の中で
さらに人気が出てNaverと契約し
作家デビューしたプロの漫画家の作品
「挑戦漫画」と「ベスト挑戦」
画面は感じ↓
上段3つは人気漫画
下は推薦漫画
「ウェブトゥン」
ここには漫画家デビューした人の作品だけが載っている。
上段3つは今月の新規漫画
下段は曜日ごとに作品を掲載。
※曜日ごとに担当漫画家が決められている
ウェブ漫画は通常、
カラー。
そして、本ではできない、あることができるんです!
それはこちらをご覧下さい。↓
ホラー漫画!
「奉天洞の幽霊(봉천동귀신)」
➔ http://comic.naver.com/webtoon/detail.nhn?titleId=350217&no=20&weekday=tue
最初に赤字で警告が出ます。
「衝撃的な場面が出るので、妊婦やお年寄り、心臓の弱い方は読まないで下さい。」
#ウェブ漫画 #インターネット漫画 #韓国のウェブ漫画 #韓国のインターネット漫画 #ネット漫画 #ホラー漫画 #봉천동귀신
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