日本のマイナンバー制を韓国の住民登録番号から考える
皆さん、ご無沙汰しております。諸事情により長らく記事を掲載できずいつも楽しみにして下さっていた皆様には大変申し訳なく思っております。本日久々の記事アップです!
今後こまめな更新は難しいかもしれませんが、可能ならば単発的にでも掲載できればと思っています。
ここ最近とんこが日本のニュースを見ていると、日本ではマイナンバー制度でいろいろと混乱が起こっている模様。
海外では一体マイナンバーをどのように使われているのか、日本の皆さんには興味深いところだろう・・・。
韓国で暮らすとんこが韓国のマイナンバー「住民登録番号」について話そう。
韓国国民は満17歳になると全員が身分証明証として「住民登録証」というカードを発行される。ここでは皆さんに分かりやすいよううに住民登録カードと表現することにする。
この住民登録カードには日本で言うマイナンバーにあたる「住民登録番号」が記載されていて、外出時はそれを携帯しなければならないきまりとなっている。(もちろん、持たずに外出する不届き者(?)もいるけど・・・)
カードついては過去記事参照↓
➔ 韓国の住民登録証と外国人登録証公開!
【犯罪検挙率アップ】
韓国の警察官はいつでも国民に「住民登録カード」を提示要求できる権利を有していて、もし国民がその要求に応えられなかった場合、連行され事情聴取を受けなければならなくなることがあるそうだが、そのおかげで、犯罪の検挙率が非常に高くなるそうだ。
犯罪者は当然身分を明かしたくないわけで、自分の住民登録カードを提示したがらない。指名手配犯の場合、警官が無線で警察本部に問い合わせコンピュータで照合されればばれてしまうのでなおさらである。
仮に、他人の住民登録カードを持っていてもこれまた提示できない。カードには顔写真が載っているからである。
これは日本で言う運転免許証のような感じかなぁ。運転時は必ず携帯しなければならず違反を犯したり怪しまれた場合には提示を求められデータの照合を行われてしまうもんねぇ・・・。
【病院で保険証いらず】
韓国では病院で初診の際に保険証を持参しなくてよい。初診の受付では用紙に名前と住民登録番号など記載して提出するが、病院側はコンピュータで健康保険の加入の有無が把握できるからである。
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